離婚したくないのに離婚を切り出された方の心境は痛いほどわかってしまします。
なぜなら、昔の僕がそうだったから。
悲しいし、腹たつし、寂しいし、何よりもショックだし。
でもね、そんな経験者の僕がひとつ言えることはとにかく冷静になってということ。
ここで感情的になってしまっては全てを失ってしまいます。
今、あなたが離婚を切り出されてしまっているのなら、ちょっと冷静になって、この記事を最後まで読んでみてください。
必ず離婚を回避するためのヒントが得られるはずです。
離婚したくないのに離婚を切り出されたあなたがすべきこと
とにかく離婚を拒否
あなたが絶対に離婚したくないのであればとにかく離婚を拒否することです。
なぜなら、あなたに法定離婚事由に当てはまるような行為が無ければ強制的に離婚ということは絶対に起きません。
ちなみに、法定離婚事由とは民法770条で定められている下記の要件。
- 配偶者に不貞な行為があったとき
- 配偶者から悪意で遺棄されたとき
- 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき
- 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき
- その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき
つまり、あなたが浮気をしていたり、生活費を渡さずに別居していたり、病気であったり、DVをしていたり、とにかくあなたに非が無ければ離婚は認められないのです。
逆に言うと、あなたに非があるのであればある程度の覚悟を決めなくてはいけません。
あなたに非がなくて、絶対に離婚したくないのであれば、断固たる決意で離婚を拒否すること。
まずはそこからです。
参考:「絶対に離婚したくない場合の奥の手7選」〜嫁との離婚を回避するために!
離婚届不受理申出
あなたの奥さんが強く離婚を望んでいる場合、勝手に二人分記入捺印をして役所に離婚届を提出してしまう可能性も考えられます。
特に感情的になった女性というのは時に突拍子もない行動に出ることありますよね?
このように勝手に離婚されることを防ぐために、まずは自治体の役所に行って離婚届不受理申出書を提出しましょう。
離婚届不受理申出制度とは、簡単に言えば自分に離婚意思がないことを予め役所に知らせておく制度。
これにより、奥さんが暴走して勝手に提出してしまった離婚届が役所に受理されるのを防ぐことができるのです。
参考:夫婦喧嘩で仲直りできず離婚の危機!謝っても妻が許してくれない場合の対処法
徹底した他者目線
「相手の立場になって考える」ということはとても重要な姿勢。
ビジネスや学校生活、友人関係や恋愛など自分だけではなく相手がいて成り立つことに関してはこの姿勢が無いと円滑に事は進みません。
それは夫婦関係でも同じこと。
特に離婚を切り出されてしまった今こそこのことを強く意識してください。
あなたは離婚したくないかもしれませんが、あなたの奥さんは違うんです。
自分の離婚したくないという気持ちは一旦横に置いておいて、徹底的に相手の立場になって考えてみましょう。
あなたの奥さんが何を思い、何に不満を感じ、何を欲しているのか?
徹底的な他者目線によって因数分解するのです。
離婚を回避することだけにとらわれてはいけません。
あなたの最終的なゴールは夫婦関係を修復しもう一度幸な関係を取り戻すことのはず。
そのためには徹底的な他者目線によって相手を理解することが絶対に必要なのです。
参考:【例文あり】妻への手紙の書き方を解説|謝罪して絶対に離婚を回避!
今の夫婦関係を変えるには
人間関係を良いものにしたいのなら、まずは自分から変わるしかありません。
仕事でミスばっかりする部下をきつく叱ったところでまたミスするでしょうし、待ち合わせにいつも遅刻してくる友人に時間通りにお願いねと言ったところでまた遅刻するでしょう。
彼らを変えることはできません。
変えることができるのは自分のリアクションやアプローチのみ。
ミスばかりする部下にはそもそもそんな仕事を振らなければいいですし、振ったとしてもミスありきでフォロー体制を万全にしておけばいいんです。
遅刻ばかりの友人には本来の待ち合わせ時間よりも早い時間を伝えたり、そもそも遅れてくる前提でスタバでお茶でもしてればいいんです。
全て自分の対応を変えればいいだけの話。
それは夫婦関係も一緒です。
夫婦関係を良いものにしたければ、あなたが変わるしかありません。
相手が変わるの待っていても変わりません。逆に強引に相手を変えようとしては逆効果。
夫婦というのはこの世で最も密接した他人の関係。お互いがお互いに反応して生活しています。
あなたが変われば必ずそれに反応して奥さんも変わるんです。
夫婦関係を良いものにしたければ、まずはあなたから一歩踏み出しましょう。
あなたが変わることによって、夫婦関係を変えるのです。
参考:夫婦喧嘩の度にすぐ離婚と言う妻の心理を徹底解剖~離婚したくないなら必見!
まとめ
いかかでしたでしょうか?
夫婦の問題というのは人それぞれなので、もしかしたらあなたの今現在の状態に当てはまらないことがあったかもしれません。
しかしながら最後に一つだけ言わせていただきますと、「絶対に離婚したくないのであれば、なりふり構わずやれることは全部やってください!」ということです。
間違っても「あの時こうしていれば…」という後悔を生んではダメ。
やれることは全部やるんです。じゃないと絶対に後悔します。
あなたが幸せを取り戻すことを心より応援しています。頑張って!
絶対に離婚したくないあなたへ
→女性カウンセラーが徹底的な女性視点で書いた「男性のための離婚回避マニュアル」
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