あなたは夫婦喧嘩はしても、絶対に離婚したくないはずです。
だとすれば、妻が夫婦喧嘩の度に「離婚」と言ってくるのは正直こたえますよね。
毎度毎度、「もういい!離婚する!」「実家に帰る!」なんてやられると、本当に不安になってしまいます。
時には本気とも取れるし、かといって次の日には何事もなかったようにケロっとしている…
では一体、この時の妻の心理というのはどうなっているんでしょうか?
離婚したくないあなたのためにも、ここでは喧嘩の度にすぐ離婚と言う妻の心理を解剖いくとともに、夫婦喧嘩の仲直り方法や夫婦円満の秘訣についても見ていきます。
ぜひ最後までご覧になってください。
Contents
離婚したくないあなたへ〜夫婦喧嘩の度にすぐ離婚と言う妻の心理とは?
1.脅しのつもり
あなたの妻が感情的なタイプであれば、「離婚」を本気で考えていうわけではなく、脅しのつもりで言っている可能性があります。
売り言葉に買い言葉ではないですが、「離婚」という言葉は夫婦喧嘩においてある意味最強の攻撃カード。
「離婚」という言葉であなたを怯ませ、マウントを取ろうとしているのです。
ですが、あくまでも感情にまかせて出た言葉、本気ではありません。
この場合は、一度「わかったよ、考えさせてくれ」と妻の「離婚」という言葉を受け入れ、飲み込んでみるのがひとつの対処法。
怯むだろうと思っていた妻に少しでも「えっ…」と思わせることができれば、それでOKです。
感情に任せて、安易に「離婚」と言ってしまったら大変なことになると思わせ、そういったことを言わせないようにするのです。
2.「私のこと好き?」が変化
女性は常にパートナーの愛情を確認したいものです。
あなたにも付き合っていた彼女がしつこいくらいに「私のこと好き?」と聞いてきたという経験ありませんか?
それと同じパターンで、あなたの妻が寂しがり屋だったり、不安になりやすいタイプだと、「私のこと好き?」と同じような意味で「離婚する?」ということを言っているのです。
つまり、「離婚する?」に対して「嫌だ、離婚したくない」と返ってくることを期待して、愛情確認をしているということ。
「私のこと好き?」が「離婚する?」に変換されているのです。
ですからあなたは直球勝負、「絶対に離婚したくない」、「お前無しの人生なんて考えられない」、「君のことが大好きだし、大切に思っている。離婚はしたくない!」…と正直にあなたの想いを伝えましょう。
3.うまく気持ちを伝えられない
あなたの妻が口下手で、自分の気持ちを人に伝えるのが得意じゃないタイプであれば、夫婦喧嘩で「離婚」を口走るのは、少し追い込まれ過ぎてしまったのかもしれません。
伝えうとしたいことがあるのに上手く言語化できない。本当は言いたいことがあるのに上手く言えない。
そうした葛藤とジレンマの末に出てしまうのが、「もういい、離婚!」という全てを投げ出し、思考停止状態になったがための「離婚」です。
この場合は責めたり、説得したりすることは逆効果。
焦らず、粘り強く、しっかりと妻の心の声を聞いてあげましょう。
参考:絶対に離婚したくない場合の奥の手7選【妻との離婚を回避するために】
4.SOSのサイン
あなたの妻がどういう性格であれ、何かしらの不満があるから喧嘩になるわけであり、「離婚」という言葉が出てくるのです。
「離婚」という言葉はいわばSOSのサイン。
あなたの妻は日頃からサインは出していたはずです。
ただそれにあなたは気づいてあげれなかった。いや、気づいていたけどそのままにしていたのかもしれません。
そのため、妻は「離婚」という最も強いSOSのサインを出しているのです。
つまりは日頃のコミュニケーション不足が招いた結果。
言葉というのは不思議なもので、「体調が悪い」と言い続けていれば本当に体調が悪くなるように、「離婚」を言い続けていれば本当に離婚にまで発展していってしまいます。
そうならないためにも、日頃から妻とのコミュニケーションをしっかり取り、妻の出すサインを汲み取ってあげましょう。
※妻に浮気の疑いがある場合はこちら
5.あなたがそう言わせている?
妻が喧嘩の度に「離婚」を言うのは、あなたがそう言わせているのかもしれません。
あなたは妻を理屈で説得しようとしてませんか?
何か問題が起きた時に、男性に多いのが、論理的に筋道を立てて理屈で問題解決をはかるというやり方。
これを夫婦の問題、特に喧嘩の最中にやってしまっては、かえって逆効果なのです。
女性というのはとにかく話を聞いてもらいたいもの。特に喧嘩のような感情的になっている場面では尚更のこと。
そこに妻を理屈で説得しようとするアプローチは、妻の心には何も響きません。
それどころか、「この人はあーだこーだ言うだけで全然話をきてくれない」→「この人とは話してもムダ」→「離婚!」ということになってしまうのです。
さらに、理屈で説得しようとする姿勢というのは、どこか上から目線になってしまいがち。
それは妻からしてみれば「モラハラ」のように感じてしまう恐れもあるのです。
セクハラ・パワハラ・アルハラ(アルコールハラスメント)・マタハラ(マタニティハラスメント)…
どんなハラスメントも自分では気付きにくいもの。
自分の言動・態度を振り返ってみましょう。
そして何よりもまずは妻の話をしっかり聞いてあげるということを徹底すべきです。
夫婦喧嘩ですぐに仲直りする方法
たとえ夫婦喧嘩になったとしても、すぐに仲直りすることができれば離婚なんて言葉も出てきません。
ここからは夫婦喧嘩ですぐに仲直りする方法を見ていきます。
1.相手の言いたいことを全て吐き出させる
女性は感情の生き物と言われたりもします。実際に夫婦喧嘩になると妻は何に怒っているのかわからない時ありませんか?
感情をぶつけてくる相手に対してできることというのは、説得や間違いを問い出すことではありません。
しっかりと聞いてあげることです。
相手の言いたいことを全て吐き出させましょう。
だから決して相手の話を遮ってはいけません。論理的に説得するなんてもってのほか。マウントをとろうとしてもいけませんよ。
とにかく聞いてあげることです。
泣いているなら泣き止むまで待つこと。何も言わず待ってください。
そして話を聞ききましょう。
ただえさえ女性というのは自分の話を聞いてもらいたいもの。まして不満が溜まっているならなおさらです。
相手のモヤモヤを全て吐き出してあげましょう。意外とそれだけで女性はスッキリするものです。
2.正しく謝る
喧嘩を早く終わらせようと、必要以上に謝ったり、適当に謝ったりしてはいけません。
何に妻は怒っているのかを理解し、ピンポイントで謝らないと妻の怒りは収まりません。
だからこそ最初に全てを吐き出してもらって、妻が何に怒っているのかを把握してください。
ただでさえ女性というのは察してもらいたいもので、「私のことをわかってくれてる」感に弱いんです。占いや心理テストが好きなのもそんな理由からです。
したがって、ピントがずれた謝罪や上辺だけの謝罪というのは即地雷化します。
夫婦喧嘩が長引く要因になりますので気をつけましょう。
参考:【例文あり】妻への手紙の書き方を解説|謝罪して絶対に離婚を回避!
3.忘れる
しっかり謝ることができたらもう忘れましょう。喧嘩の勝ち負けとかはどうでもいいです。
とにかく謝った瞬間に喧嘩は終わり。
その日にすぐに忘れろとは言いませんが、寝て起きた次の日にはきれいサッパリ忘れてください。
ポイントは朝イチの挨拶です。しっかりと「おはよう」と自分から声をかけましょう。
普通「おはよう」と言われて「おはよう」と返さない人はあまりいません。
そこで挨拶を交わした瞬間に通常モードです。決してぶり返したりしないようにしましょう。
参考:夫婦喧嘩で仲直りできず離婚の危機!謝っても妻が許してくれない場合の対処法
離婚しないために知っておきたい夫婦円満の秘訣
現代は結婚した3組に1組が離婚する時代と言われています。そのような時代を生きる我々ではありますが、できれば離婚する側になりたくないものです。
ここからは夫婦円満の秘訣について見ていきますのでぜひ参考にしてみてください。
1.夫婦喧嘩のルールを決めておく
夫婦喧嘩があるのは仕方のないことです。もともと他人同士の2人。合わないことの方が多いものです。
むしろ言いたいことを我慢している状態が良くありません。時に言いたいことを言い合って喧嘩することはある意味普通のことと言えるでしょう。
ただ、問題なのは喧嘩の仕方。
相手の人格までを否定するようなことを言ったりだとか、いつまでも引きずるような喧嘩をしてはいけません。
円満な関係を築いている夫婦の特徴としては、夫婦喧嘩のルールを決めていることが多いです。
例えば、
- 感情的になったらその場から離れる
- 人格・容姿を否定するような暴言禁止
- 喧嘩はその日のうちに終わらせる
- 一方が謝ったらもう一方も必ず謝る
- 仲直りに美味しいものを食べに行く
といった具合。
夫婦喧嘩は常に起こるものだとして、しっかりルールを決めておけば、喧嘩もコミュニケーションのひとつとして機能するのです。
参考:夫婦喧嘩での禁句11選~これを妻に言ったら仲直りできないどころか離婚!?
2.他人にするのと同じ気づかい
結婚生活を送るにあたって忘れてはいけないのが相手に対する気づかいでしょう。
当たり前のことではありますが「夫婦円満でいたいなら気づかうレベルをもっと上げたほうがいいですよ」という話です。
もともと夫婦というのは他人同士で、結婚生活はいわば他人同士が共同生活しているようなものです。
いわばあなたの奥さんは、妻であり同居人でもあるということ。
だから、普段他人に行っているような気づかいを奥さんにもしていないと簡単に関係が悪化してしまうんです。
- 他人があなたのために何かしてくれたら必ず「ありがとう」と言いますよね?
- 他人があなたに「これだけは絶対にしないでください」と言われたら、それを絶対に守りますよね?
それと同じことです。奥さんのことを、妻であり同居人であり他人であるということをあらためて再認識しましょう。
そして他人である奥さんを最大限に敬うことが夫婦円満のためには必要です。
3.妻を母代わりにしない
つい男性がやってしまいがちなのが、妻のことを自分の母代わりにしてしまうことです。
- いつでも自分の味方
- 自分のことをわかってくれる
- 言わなくてもわかる
- ご飯を作ってくれる
- 掃除をしてくれる
- 洗濯してくれる
これらを当たり前のこととして妻に求めていてはいけません。
そのような態度は日本中の全ての妻が嫌がることです。
子供が生まれ「母」になったとしても、女性はいつまでも「女」いたいもの。ましてや自分の子供にではなく、夫に母親役を求められてもイライラするだけです。
夫婦円満のためには妻のことを一人の女性として接するようにしましょう。
参考:夫婦喧嘩後の長期間の妻の無視もしかして離婚!?無視する妻の心理と解決法
4.結婚生活=仕事のパラダイムシフト
円満な夫婦は結婚生活に真剣に向かい合っています。
それは普段の仕事と同じレベルです。
つまり、
- 相手のことを考える
- フォローを欠かさない
- 問題を先送りしない
- しっかりとコミュニケーションを取る
- Win-Winの関係を構築
といった普段の仕事業務と同じようなことを実は夫婦の間でも行っているんです。
もし、あなたが夫婦関係が上手くいかないと悩んでいるなら、一度「結婚生活=仕事」と置き換えて考えてみることをおすすめします。
「妻が社長であなたが部下」そんな会社で働いていることを想像してみてください。
社長の経営方針を理解し、会社が上手く回るように立ち振る舞う。
もちろん会社を倒産させるわけにいかないですから、何か問題が起きた時には全力で問題を取り除こうとするはず。
男性は結婚生活に夢を見がちですが、「結婚生活=仕事」と置き換えることで、ちょっとした結婚生活の問題にも真剣に向き合えるようになるのです。
女性が本気で離婚を決めたら取り返しがつかない
- 女性は上書き保存
- 男性はファイルに名前をつけて保存
これは別れた恋人に対する、男性と女性の意識の違いを表したものです。
男性というのは元カノのことをコレクションとして保存するがごとく心のどこかに残している傾向にあります。
もっと言うと、元カノは未だに自分のことを好きでいてくれているという甘い認識すら持っていることも。
しかし女性は全く違います。女性は元カレのことなんかもうどうでもいい。「昔」のことは「今」に上書きされているんです。
したがって、女性が本気で離婚を言ってきたときというのは一筋縄ではいきません。
もうすでに他の何かに上書きされている可能性があるんです。
男性としてはすぐに「昔」に戻れる認識でいますが、女性にしてみれば全くそんなことはない。
だからこそ気をつけましょう。
喧嘩のついでに思わず離婚を口にするくらいならまだ大丈夫でしょうが、覚悟を決めて離婚を言ってきたときには手遅れの可能性があります。
普段からの気づかいを忘れず、円満な夫婦関係を構築する努力を怠ってはいけません。
参考:妻と絶対に離婚したくないなら即行動!極秘テクニック満載の離婚しない方法を伝授!
まとめ
結婚は車の免許のようなものではありません。
取ってしまえば重大な違反をしない限りなくならない車の免許とは違います。
結婚は自転車のようなもの。漕ぎ続けなければいつか倒れてしまうものです。
つまり夫婦円満には日々の努力が必要だということ。
ここで見てきたように、妻の心理を理解し、たとえ喧嘩があったとしても円満な夫婦関係を築くことを心がけましょう。
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