モラハラをする人に共通していることがひとつだけあります。
それは、自分でモラハラしたり、暴言を吐いてしまっていることに気付いていないということ。
あなたはどうですか?
もし、あなたが今現在、モラハラや暴言を理由に妻から離婚を言われているのだとしたら、自分で自覚がありましたか?
もしかしたら、いまだに納得がいっていないのかもしれません。自分の言動がモラハラだなんて心外なのかもしれません。
あなたは妻のことを心から愛していて、離婚なんて考えていないでしょう。
もし、このまま離婚ということになれば、絶対に後悔するはずです。
そんなあなたのために、モラハラ・暴言を理由に妻から離婚を言われた場合の対処法についてまとめてみましたので、ぜひ最後までご覧になってください。
モラハラ・暴言を理由に妻から離婚を言われた場合の対処法
モラハラを知る
モラハラや暴言というのは当の本人には自覚は無いと先ほど述べましたが、自分の行動をチェックするためにも、代表的なモラハラの例をあげてみましたので、当てはまるかどうか確認してみてください。
言葉の暴力
これは暴言と同じ意味と捉えていいでしょう。
「お前は最低な人間だ」「誰のおかげで生活できていると思っているんだ」「俺がいないと何もできないくせに」
こういった相手を責め立て貶める言葉は完全なモラハラですので注意しましょう。
常に相手を否定
妻のやることなすこと全て否定するのも典型的なモラハラの例。
- 掃除の仕方が気に入らない
- 洗濯物のたたみ方が気に入らない
- 夕飯のメニューが気に入らない
など、妻に対し感謝することをせず、文句ばかりを言い否定するのは完全なモラハラです。
自分が常に正しい
常に自分が正しい、自分は間違っていない、間違っているのは妻の方という思い込みはモラハラと言えるでしょう。
冷静に考えれば、どんな人間関係おいても常に自分が正しいということなんてあり得ないはずなんですが、夫婦の間ではそれが起こってしまうんですね。
また、こういった間違った思い込みが、自分のモラハラに気づけなくさせている要因でもあるのです。
参考:夫婦喧嘩で仲直りできず離婚の危機!謝っても妻が許してくれない場合の対処法
大切なものを攻撃
妻の大切なものを知らず知らずのうちに攻撃してしまっているのも、モラハラの典型的な例。
妻の親や親戚・友人を悪く言ったり、妻のお気に入りの服を似合わないと言ってみたり、妻の故郷のことを馬鹿にしたり…とかく妻が大切にしているものを攻撃してしまうのは、完全なモラハラですので気をつけましょう。
束縛
束縛がきついのもモラハラの特徴。
携帯を勝手に見たり、外出を制限したりするのはやり過ぎな束縛=モラハラです。
無視をする
相手が特段何も悪いことをしているわけではないのに、自分の虫の居所が悪いと相手のことを無視するのもモラハラ夫の典型的な行動。
また、自分の機嫌が悪いことを察してくれないことに対して怒ったりするのも典型的な行動パターンです。
人の苦労を全く理解しない
妻がどんなに大変な思いをして家事や育児をこなしているのかを全く理解しないで、「お前は家にいるだけだからいいよな」なんて発言をしてしまうのは、妻の苦労を全く理解しようとしていない、モラハラ夫の典型的な例。
大変なのは自分だけではないですよね。
店員や年下に対する態度が悪い
これは家の外の話ですが、お店の店員さんや年下の後輩に対しやたらと上から目線で態度が悪いのもモラハラ気質があると言えます。
特にタクシーの運転手や居酒屋の店員に態度が悪くなるのが典型的。気をつけましょう。
参考:【妻が離婚を考えるときとは?】本気で離婚を決意した妻の行動5選
言葉を変えれば行動が変わる
上にあげた項目、あなたには当てはまるものはありましたか?
もし当てはまるものがあったのなら、モラハラを行ってきた可能性が非常に高いと言わざるを得ません。
今すぐにでも改善していかなくてはいけないのですが、こういったモラハラの大半は長年積み重ねてきたものであり、ある意味習慣と化してしまっている場合がほとんど。
したがって、改善と言っても一筋縄ではいかない場合が多いのです。
では、どうするべきか?
答えを伝える前に、過去の偉人の言葉をひとつお伝えしたいと思います。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから
マザーテレサ
そう、モラハラを改善しようと思ったら、思考を変え、使う言葉を変えることから始めなくてはいけないのです。
具体的には、「ありがとう」と感謝の言葉を多く用い、「でも」「だって」「しかし」などの否定の言葉を使わないこと。
感謝の言葉をしっかり述べ、相手を否定しない。
これを意識するだけで、あなたの行動は変わります。ぜひ試してみてください。
参考:【例文あり】妻への手紙の書き方を解説|謝罪して絶対に離婚を回避!
人を変えることはできない
モラハラをする人の潜在的な意識には、相手を支配したいというものがあります。
だからこそ、常に上から目線で、常に自分が正しく、常に相手を否定し、常に自分の言いなりになるよう相手に求めているのです。
しかし、人は誰しも「支配されたい」なんて思ってはいません。
「支配ー支配される」という関係なんて、一方が無理をしているか、無理を強いられているかのどちらかであり、そのうち破綻するに決まっています。
そう、そもそも人は人を変えることなんてできないのです。
先ほど、思考と言葉を変えれば行動が変わると申し上げましたが、人間関係において変えることができるというのは自分自身だけ。
相手を変えよう、相手を支配しようなんて思うのはもってのほかということです。
あなたどうします?
まだ相手を変えようとしますか?
それとも自分を変えようと一歩踏み出しますか?
参考:絶対に離婚したくない場合の奥の手7選【嫁との離婚を回避するために】
まとめ
何度も申し上げますが、モラハラというのはしている自分には自覚が無い場合がほとんど。
モラハラに限らず、パワハラ・セクハラ・アルハラ(アルコールハラスメント)・マタハラ(マタニティーハラスメント)…最近の世の中には色々なハラスメントが存在しますが、どれも被害を受けた人が声を上げることによって初めて問題が明るみに出るのもので、やってる方には全く自覚が無いのです。
だからこそ、今あなたに出来ることは妻の言葉に真摯に耳を傾け、自分自身の行動を見つめ直すこと。
これは夫婦関係をより良いものにするための試練です。
あなたが自分自信をを変えることによって、夫婦関係も良い方向に変えていってください。
あなたがこの先幸せな夫婦関係を築いていくことを心から応援しています。頑張って!
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