昔はあんなに仲がよかったのに今はすっかり夫婦仲が冷めてる、というのはある意味仕方のないことです。
ある研究によると、人の恋愛感情というのは脳のドーパミンの影響で約3年ほどで冷めてしまうという驚きの結果すらあるほど。
当然のことながら、ラブラブの新婚時代というのはいつまでも続かないということです。
しかし、このまま冷え切った関係を長引かせると、少なからず離婚という二文字が現実味を帯びてくることに。
あなたがそれを絶対に望んでいないなら、夫婦として、パートナーとして、新たな関係を築いていく時期なのです。
ここでは冷え切った夫婦関係を修復するちょっとしたきっかけをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
Contents
夫婦仲を改善!「冷え切った夫婦関係を修復する9つのきっかけ」
1.相手を変えようとしない、変わるのは自分
あなたが冷え切った夫婦関係を何とかしようと、必死に妻のことを変えようとしているのなら、それは間違ったアプローチ。
フロイトやユングと並ぶ心理学者アドラーが自分で変えられないのは「過去と他人」と言っているように、夫婦といえど元は他人同士、あなたが妻を変えようとしても変えることはできないのです。
では、夫婦関係を良い方向に変えるにはどうするべきか?
そう、「自分が変わる」ことです。
夫婦というのは最も密着した他人同士の関係。
お互いがお互いに反応して生活しているわけで、あなたの言葉・行動・思考が変われば、それに反応して妻も変わります。
つまりあなたが変われば夫婦関係が変わるということ。
逆に言うと、あなた自身が変わることでしか夫婦関係を変えることはできないのです。
参考:絶対に離婚したくない場合の奥の手7選【嫁との離婚を回避するために】
2.あいさつが会話を生む
日常の簡単なあいさつというのは会話を生むきっかけになってくれます。
「おはよう」「おやすみ」「行ってきます」「ただいま」「いただきます」「ごちそうさま」…
普段からどれだけ会話が無くても、「おはよう」と言われて「おはよう」と返さない方が難しいはず。
夫「おはよう」妻「おはよう」、夫「今日はずいぶん寒いね」妻「そうね、そろそろ冬服を出さなきゃダメかしら」…
あいさつから自然な形で会話が生まれやすくなるのはわかりますよね?
会話が多くなればおのずと夫婦関係は良い方向に向かいます。
あいさつを欠かさないということは、シンプルですがコミュニケーションを円満にするためには無くてはならないことなのです。
参考:【例文あり】妻への手紙の書き方を解説|謝罪して絶対に離婚を回避!
3.生活リズムを合わせる
夫婦で同じ生活リズムで過ごすということはとても重要。
共働きの場合、夫婦で朝起きる時間が違っていたり、夕食の時間が別々だったり、寝る時間も別々というように、別々の生活リズムになってしまいがちですが、これでは最悪家庭内別居という状態を招きかねません。
夫婦関係を修復するには夫婦二人が同じ空間で、同じことをする時間を増やした方が絶対にいいんです。
どちらも多忙な場合は、せめて夕食だけは一緒に取るというように、夫婦で生活リズムを合わせることを心がけてください。
参考:夫婦喧嘩で仲直りできず離婚の危機!謝っても妻が許してくれない場合の対処法
4.名前で呼び合う
結婚生活も数年が過ぎて子供が生まれたりすると、いつからかお互いの呼び名が名前から「パパ」「ママ」というように変わっていきます。
この呼び名というのは重要で、「パパ」「ママ」と呼び合うということは、お互いが自然にパパとママの役割を演じているということ。
あなた方は「パパ」と「ママ」である前に、夫婦であり、友達同士であり、恋人同士であったはず。
そういったことを思い出すためにも「パパ」「ママ」の役割を離れ、昔していたように「名前」で妻のことを呼んでみましょう。
ちょっとしたことですが、「ママ」の役割から解放し、昔を思い出させることによって関係修復のきっかけになるのです。
参考:妻と絶対に離婚したくないなら即行動!極秘テクニック満載の離婚しない方法を伝授!
5.正面ではなく横に座って会話をする
あなたは妻と話をする時どういう位置で話をします?
実は話し合いをするに当たって、対立を生みやすい位置というのが、正面に座って向かい合わせになって話し合うことです。
正対しているということは互いに相手の表情・視線・しぐさなど全てのリアクションが常に見えているということ。
それは、相手の話に全てリアクションを取らないといけないということを意味していて、話を受け流したり、沈黙したりすることが非常に目立つため、全ての意見にいちいち反応しなくてはいけないのです。
つまり、必要以上に衝突を生んでしまう可能性が高くなるということ。
そうならないように、話をする時は横に座って話をするようにしましょう。
横に座っているということは基本的には目線は合っていません。すなわち、沈黙や話を受け流したりすることが目立たないのです。
沈黙があっても、タバコを吸っているから、お酒を飲んでいるから、と逃げ場を作りやすく、逆に話に納得できるタイミングで目を合わせれば、より互いのが共感が深まります。
実は横に座って話をするというのは、合コンなどでも使われる相手に気に入られるためのテクニック。
関係修復のちょっとしたきっかけになりますので、ぜひ試してみてください。
参考:夫婦喧嘩後の長期間の妻の無視…もしかして離婚!?無視する妻の心理と解決法
6.愛情と感謝の気持ちを言葉で伝える
女性は「愛している」だとか「ありがとう」という愛情と感謝の気持ちをきちんと言葉として聞きたいもの。
しかし、あなたもわかるかと思いますが、男性はそういった言葉を伝えることが非常に苦手ですよね?
そこにはどこか「言わなくてもわかるだろう」という、照れ臭さからくる勝手な自分の思い込みが働いているわけですが、やはり愛情と感謝の気持ちというのは言葉でしっかり発しないと、相手には伝わらないものなのです。
まずはどんな些細なことでもしっかりと感謝の気持ちを伝えることを習慣にしましょう。
ご飯を作ってくてる、洗濯をしてくれる、子供の学校の行事に参加してくれる…日常の妻がしてくれていることにしっかりと「ありがとう」と伝えることから始めてください。
普段からの「ありがとう」が習慣になれば、自然に「いつもありがとう、愛してるよ」と愛情の言葉も伝えやすくなるのです。
参考:離婚回避へ心に響く言葉とは?妻に離婚を考え直させる魔法の言葉9選
7.悩みを共有する
夫婦間でお互いの悩みを共有できているということは、大きな絆になります。
男性は自分の弱みというのを見せたがらないものですが、そんな弱さを正直に話してれると女性としては信頼されていると感じ嬉しいものです。
仕事で悩んでいること、自分の親の健康状態を心配していること、子供の将来のこと…自分が悩んでいることを正直に打ち明けてください。
そして自分の話をした後は必ず妻の話を聞いてあげること。
女性は本来話を聞いてもらいたい生き物です。
しっかり話を聞いてあげて互いの悩みを共有できれば、それが関係修復の大きなきっかけになるのです。
参考:夫婦喧嘩の度にすぐ離婚と言う妻の心理を徹底解剖【離婚したくないなら必見!】
8.ひとりの時間を作ってあげる
夫婦円満にはなるべく同じ空間で同じことを一緒にやるのがいいのですが、時には妻のために妻がひとりになれる時間を作ってあげることも必要です。
妻が専業主婦で子供がまだ小さいとしたら、ひとりの時間を持つというのはなかなか難しいもの。
そしてそれが妻にしてみれば大きなストレスになっている可能性があるのです。
こっちは仕事の付き合いで行きたくもない飲み会に遅くまで付き合わされているのに、「あなたは楽しそうでいいわね。こんな遅くまで酔っ払って…」なんて妻が言ってくるのはそういったストレスのせい。
ですから時には子供を預かり、「ゆっくりショッピングを楽しんでおいで」とか「ママ友とランチに行っておいで」など、妻がひとりで行動できる時間を作ってあげましょう。
会社勤めをしている男性にはわかりづらいかもしれませんが、女性のそういったストレスが夫婦関係を悪くしている場合があるのです。
9.理想の未来の話をする
結婚した当初から生活環境や家庭環境が変われば、お互いの理想の夫婦像や家庭像は変化していくもの。
その部分のお互いのズレをそのままにしているために夫婦関係に微妙な溝を生んでいる可能性があるのです。
専業主婦が子育てが落ち着いたのを機に仕事をしてみたくなったり、転勤を機に郊外に家を建てることが理想になったり、自分の親の健康状態から同居を考え始めたり…
「あれ?昔言っていたことと違うな…そんなの聞いてないんだけど…」というところから、夫婦関係が悪化していくものです。
ですから、あなたが夫婦関係を修復したいなら理想の未来を話し合い、互いのズレを埋め、すり合わせ、理想を再び共有するという作業が必要。
理想が共有できているということは、夫婦が同じ方向を向いて生活していけるということであり、ちょっとやそっとのことでは離婚問題にまで発展しなくなるのです。
参考:夫婦喧嘩での禁句11選~これを妻に言ったら仲直りできないどころか離婚!?
まとめ
「冷え切った夫婦関係を修復する9つのきっかけ」をまとめます。
- 相手を変えようとしない、変わるのは自分
- あいさつが会話を生む
- 生活リズムを合わせる
- 名前で呼び合う
- 正面ではなく横に座って会話をする
- 愛情と感謝の気持ちを言葉で伝える
- 悩みを共有する
- ひとりの時間を作ってあげる
- 理想の未来の話をする
ひとつ確実の言えることは、夫婦関係を修復するためには受け身でいてはダメだということ。
あなたが自ら進んで行動し、自らの手で関係を修復しなくてはいけないのです。
あなたが幸せを取り戻すことを心から願っています。頑張って!
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