あれは日曜日の夜でした。
食事が終わり、ちびまる子ちゃんを見終わり、ダラダラしながら「あぁ…明日から仕事だな。行きたくねぇな…」なんて一週間のうちで最も絶望的な気分になる瞬間を乗り越え、寝る準備にかかろうとした時、妻の一言がさらなる絶望へ。
「あのさぁ…離婚したいんだけど…」
僕は何を隠そうバツイチ、これは二人目の妻との話であって、正直「またか…」と思いました。
しかし、結果から言うと二人目の妻とは今もラブラブ、この時の離婚の危機を何とか乗り越えたのです。
なぜ離婚の危機を乗り越えられたのか、それは最初の離婚で全てを失い、もう二度とあんな思いはしたくないと最初の失敗から多くを学んだからです。
最初の離婚の際は絶対に別れたくはなかったのですが、どうあがいてみても妻の心は変わることはなく、離婚をどうしても受け入れることのできなかった僕は結局精神的にやられてしまって、妻を失うどころか仕事までクビになってしまいました。
そう、文字通り全てを失ったということ。
あなたには絶対そうなってもらいたくはないです。離婚は絶対に回避できます。
その方法をこれからみていきましょう。
夫婦関係を必ず修復するために「妻に離婚を切り出されたらすべき3つのこと」
妻に離婚を切り出されたあなたはどうしていいかわからないかと思いますが、まずは冷静になりましょう。
必ず夫婦関係は修復できます。その方法をみていきましょう。
離婚を拒否する
まずあなたに知っておいてもらいたいのが、あなたに法律上の離婚原因がない場合にはあなたの意思を無視して離婚されることはありません。
法律上の離婚原因とは、民法770条1項に定められた以下の事由のこと。
- 不貞行為
- 悪意の遺棄
- 三年間の生死不明
- 強度の精神病で回復の見込みがない
- 婚姻を継続しがたい重大な事由がある
悪意の遺棄とは正当な理由なく同居を拒む、生活費を渡さない、配偶者を虐げ家から追い出す等。婚姻を継続しがたい重大な事由とは長期の別居、DV、モラハラなどです。
これらの事由に当てはまるものがあれば、あなたの意思に関係なく離婚が認められてしまい、夫婦関係修復は非常に難しいと言わざるを得ません。
しかし逆に言うと、あなたに離婚事由が無いのなら、妻の意思だけで離婚が成立しないということ。
したがって離婚を切り出されたあなたがまずすべきなのが、「離婚したくない」ということを妻にしっかり伝えることなのです。
参考:「絶対に離婚したくない場合の奥の手7選」〜嫁との離婚を回避するために!
妻が離婚したい本当の理由をつきとめる
あなたの妻はなぜ離婚を切り出してきたのでしょう?
あなたにも思い当たることがあるかと思いますが、こればっかりは妻の気持ち、あなたがいくら考えてみたところで答えは出ないです。
妻の離婚したいという覚悟を一旦受け止め、「自分は離婚したくないから理由を聞かせてくれないか?」と、直接妻と向き合い冷静に話を聞くことが、あなたの望む関係修復につなげる第一歩。
冷静になって理由を聞いてみると、一緒に結婚生活を送る中で知らず知らずのうちに妻があなたの言動・態度・考え方に不満を持っていたり、あなたがあまり重く捉えていなかった日常の行動について真剣に悩んでいたりしているかもしれません。
もちろんあなたにも納得のいかないことや、不満なこともあるかと思いますが反論は一切禁止、まずは妻の離婚したい理由をつきとめることが最優先。
あせらず、じっくり我慢強く妻の話を聞いてください。
理由がわかれば後は改善していくだけ、後はあなた次第です。
参考:夫婦喧嘩で仲直りできず離婚の危機!謝っても妻が許してくれない場合の対処法
自分を変える
妻の離婚したい理由がわかり根本的な解決に向かうわけですが、根本的な解決とはずばり言ってしまえばあなたが変わることです。
あなたの妻はあなたと結婚生活を送る中で、あなたの言動・態度・考え方に反応して生活しており、そこに何かしらの不満がありそれが我慢の限界を超えたので離婚を切り出してきた。
つまり、あなたが変わればあなたの妻も変わるということ。
一般的に言われている恋愛観、「男の恋は名前をつけて保存、女の恋は上書き保存」でも示されているように、女性はこうだと決めると男性関係に関しては潔いほどにきっぱりしてるもので、どれだけ言葉で説得しようがあなたの妻の離婚したいという気持ちも容易には覆らないはず。
しかし、あなたが今までの自分を変えることができたなら、それに反応して妻の気持ちも変わる、もっと言うとあなたが変わることによってのみ、離婚を回避し夫婦関係を修復することができるのです。
参考:【例文あり】妻への手紙の書き方を解説|謝罪して絶対に離婚を回避!
まとめ
妻に離婚を切り出されたらすべき3つのことをまとめます。
- 離婚を拒否する
- 妻が離婚したい本当の理由をつきとめる
- 自分を変える
あなたの妻にも問題はあるのかもしれません。
しかしながら、まずはあなたが変わらないことには夫婦関係修復の道は開けないのです。
絶対に離婚したくないあなたへ
→女性カウンセラーが徹底的な女性視点で書いた「男性のための離婚回避マニュアル」
もしも離婚調停になってしまったら
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