離婚の危機というのはある日突然やってきます。
自分では円満な家庭を築いていたつもりでも、ある日突然妻が離婚届を持ってきた…なんて話は本当によくあるもの。
最初に質問ですが、あなたは結婚何年目でしょうか?
実は、結婚生活において離婚の危機が訪れやすい「魔の時期」というのがあるんです。
あなたが今、離婚の危機に直面しているというのであれば、まさに結婚生活の「魔の時期」なのかもしれません。
ここでは、離婚危機が訪れやすい時期の考察と離婚危機の回避方法を詳しく見ていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
結婚は何年目で冷めるものなのか
1.離婚の危機が一番訪れやすいのは何年目?
日本の離婚率は約35%前後、つまり3組に1組の夫婦が離婚してしまう割合なのですが、離婚する夫婦が一番多いのは結婚後何年目の夫婦かご存知ですか?
実は、厚生労働省の人口動態統計月報年数(概数)の概況によると、結婚2年目の離婚が最も多いのはここ十数年続いている傾向。 そして、結婚5年未満は「魔の時期」と言われており、5年未満での離婚は約3割を占めています。
あなたはどうですか?
結婚後、5年を過ぎているようであれば、一つの山場を越えたことになりますね。
しかし、安心してはいけません。
次に離婚率が跳ね上がる、もう一つの「魔の時期」が存在するのです。それについて次で詳しく見ていきましょう。
参考:【例文あり】妻への手紙の書き方を解説|謝罪して絶対に離婚を回避!
2.結婚15年目の離婚率が意外と高い!?
結婚後5年を過ぎて、次にやってくる「魔の時期」が結婚後15年前後。
実際に結婚後10~20年の間での離婚は全体の約25%、特に結婚15年前後は家族心理学においても最も難しい時期の一つにあげられています。
なぜなら、結婚15年前後というのは、例えば30歳手前で結婚していたとすると40歳を過ぎた頃にあたり、年齢的に人生の節目の時期。
社会的に見ても、家庭内でも様々な変化が訪れる時期なのです。
- 子育てがひと段落したと思ったら思春期を迎えつつある子供達
- 学費や家のローンの問題
- 更年期が近付いての体調や感情の不安定さ
- 自分の親の老化・介護の心配
- 会社での中間管理職としてのストレス
- 給料が上がらない問題
- リストラの不安
- 見え始めたキャリアの限界
妻の立場としても夫の立場からしても、会社に行っても家に帰ってきても、今まで経験したことのない様々な問題が降りかかってくる時期。
そして精神的にも肉体的にも経済的にも大きな負担がかかってくる時期であり、いつ夫婦関係に大きな溝ができてしまってもおかしくない時期なのです。
あなたは大丈夫ですか?
もし今が結婚15年前後であるのなら、少し気をつけたほうがいいかもしれませんね。
では次に、予期せず訪れてしまった離婚の危機の回避方法を見ていきましょう。
参考:絶対に離婚したくない場合の奥の手7選【妻との離婚を回避するために】
離婚危機を回避するためにすべきこと
コミュニケーションを見直す
夫婦関係を良好なものにするのも悪化させるのも全ては日頃のコミュニケーションの取り方次第です。
実は、夫婦関係で一番良くないのが小さな不満を溜め続けること。
お互いに言いたいことがあるのに言えない、言ったとしても聞かない、気づいたら夫婦間会話が無くなっている…というパターンが一番最悪です。
言いたいことがあったらハッキリ言う、そして何より大事なのが相手の言葉をしっかり聞いてあげること。
お互いに不満を溜めないためにも、何でも包み隠さず話し合えるコミュニケーションの取り方を目指しましょう。
言わなくてもわかるだろは通用しません。「母さんアレ取ってくれないか」「お父さんコレ出しといて」…
昔のホームドラマで見たことがある会話ですが、たとえ夫婦といえど「アレ・コレ」で全てが通じるわけがないということです。
お金の問題をクリアにする
夫婦が共に生活を送る上で「お金」というのは必要不可欠なもの。
その「お金」の問題が引き金となって離婚の危機を招くというケースは本当に多いんです。
しかしながら、昨今の社会情勢では会社の給料が下がることはあっても、上がることは中々難しい状況。
それなのに、家のローンや子供の学費、親の介護、消費税増税…出費がかさむ一方です。
そんな中、これは日本人の悪い傾向とも言えるのですが、「お金」に関する問題をオブラートに包んでしまうというか、言葉にするのをはばかるというか、曖昧にしてしまうというのは良くありません。
お金の切れ目が縁の切れ目ではないですが、特に女性はお金に関しては思っている以上にシビア。
家に入れる生活費を減らそうものなら、即刻離婚の危機でしょう。
もし、収入が減るようであれば副業を検討してみる、夫婦で共働きをする、住宅ローン・学費ローンを見直す…
お金の問題から逃げずに立ち向かうことによって、対応策はいくらでもとれます。
「何とかなるだろう」が一番良くありません。
夫婦が良い関係でいるためには、お金の問題をクリアにすべきなのです。
参考:夫婦喧嘩の度にすぐ離婚と言う妻の心理を徹底解剖【離婚したくないなら必見!】
親との関係を改善
自分の親は何かと夫婦の問題について口を出したがりますが、女性は特に、夫の母親から自分達夫婦の問題に口を出されるのを嫌います。
いわゆる嫁姑問題と言われるやつですが、これに関しては男性は本当に鈍感なもの。
「なぜ自分の親とうまくやってくれなんだ…」と妻を責めがちですが、妻の方では相当なストレスになっているということに気づいてあげてください。
特に自分の親と同居しているなら尚更。より、妻のことを気づかってあげるべきです。
場合によっては同居を解消したり、少し距離を置くくらいがいいでしょう。
嫁姑問題がいつの時代も無くならないのは、それだけナーバスな問題だということで、逆に言えば親との関係を改善することが、離婚の危機を回避することにも繋がってくるのです。
参考:夫婦喧嘩で仲直りできず離婚の危機!謝っても妻が許してくれない場合の対処法
非日常の体験を共有する
離婚の危機になるほど悪化した夫婦関係を修復したいのなら、いつもと違う「刺激」が必要です。
いつもと違う刺激というのは、旅行やデートなどの非日常の体験のこと。
あなたは最近ではいつ妻をデートに誘いました?
やはり、いつもと同じ日常を繰り返しているだけでは悪化した夫婦関係を修復するのは難しいもの。
マンネリ打破ではないですが、いつもと違う非日常の「刺激」が関係修復のきっかけになるのです。
※ちょっとしたプレゼントも効果的です!
あなたが変われば妻も変わる
離婚の危機を回避するには、今までの夫婦関係を変えていかなくてはいけません。
では、夫婦関係を変えるにはどうするべきか?妻を変えるにはどうするべきなのでしょうか?
答えは簡単、あなたが変わればいいだけのこと。
夫婦というのは最も密着した他人同士の関係、すなわちそれは、あなたの妻があなたと共に生活する中で、あなたの「言葉」「態度」「習慣」「行動」に反応して生活してるということを意味します。
つまり、あなたが変われば妻が変わるということ。あなたが変われば夫婦関係が変わるということです。
「そのうち何とかなる」「まさか離婚まではないだろう」「時間が解決してくれるだろう」…
離婚の危機を回避し、夫婦関係を修復したいのならこのような受け身の姿勢でいてはいけません。
あなたが自ら今までの自分を変え、自ら積極的に行動を始めないと離婚の危機は回避できないのです。
まとめ
最後にあなたに質問です。
あなたは生まれ変わったとしてもまた同じ人と結婚しますか?
答えが「イエス」であれば必ず離婚の危機は回避できます。
離婚を回避し夫婦関係を修復できるかどうかは、最後はどれだけ妻を思う気持ちがあるのか、どれだけ家族を思う気持ちがあるのかにかかっています。
あなたのその妻を思う気持ちがあれば、必ず離婚を回避することができるでしょう。
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