どれだけ夫婦喧嘩をしようが、絶対に離婚は望んでいないというあなたに最初にお伝えしたいのが、夫婦喧嘩が子供に与える影響というのは決して少なくないということ。
たとえ子供の前で喧嘩をしていなくても、子供はお父さんとお母さんの微妙な空気感というのをしっかり感じ取ります。
ですから、日頃しょっちゅう夫婦喧嘩があるようだと少し問題。
子供はお父さんとお母さんはうまくいっていないんだと認識してしまうのです。
ここではそんな夫婦喧嘩が子供に与える影響と、離婚したくないあなたがすべき喧嘩解決法についてまとめてみましたので、ぜひ最後までご覧になってください。
Contents
夫婦喧嘩が子供に与える影響とは?
夫婦喧嘩がなぜ子供に大きな影響を与えるのかというと、お父さんとお母さんが喧嘩をしているのは自分のせいではないかと受け取ってしまうから。
もちろん、子供には喧嘩の原因なんてありません。しかし、何度も何度も喧嘩を目の当たりにする度に子供は自分を責めるようになってしまうのです。
では、具体的には夫婦喧嘩が子供にどんな影響を与えるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
参考:夫婦喧嘩後の長期間の妻の無視…もしかして離婚!?無視する妻の心理と解決法
赤ちゃんでもわかっている
たとえ言葉が喋れない赤ちゃんであっても、夫婦喧嘩の声というのは確実に赤ちゃんに届いています。
もちろん赤ちゃんは言葉を理解することはできないですが、いつもと違うお父さんとお母さんの声の様子に「恐怖」を感じるのです。
この「恐怖」が何度も繰り返されることによって、体調を崩してしまう赤ちゃんさえいるほど。
ですから、赤ちゃんだからといって、目の前で喧嘩するというようなことはやめるべきなのです。
参考:「絶対に離婚したくない場合の奥の手7選」〜嫁との離婚を回避するために!
言動が荒くなる
子供が幼少期に夫婦喧嘩での「怒り」の感情のぶつかり合いを何度も見せられると、それはそのまま言動の荒さという形になってあらわれてしまいます。
言葉遣いが荒くなる、暴力的な行動が増える、反抗的な態度を取る、感情のコントロールが効かなくなる、集中力が無くなる…
感情のコントロールが効かなくなったり、集中力が無くなるということはそのまま学力の低下にもつながる問題ですので、特に注意が必要です。
参考:離婚回避へ心に響く言葉とは?妻に離婚を考え直させる魔法の言葉9選
トラウマ
両親の喧嘩の度に感じる「恐怖」は子供にとっては相当なストレス。
それを発散することもできずひたすら我慢するしかないとしたら…
後に大きなトラウマになりかねません。
ひどい場合はPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症してしまう子供もいるほど。
PTSDの症状は様々ですが、ある日突然呼吸困難やうつ・不眠・不整脈といった症状が現れたり、薬物に走ったり、家族に対する愛情がなくなってしまったり…
子供が両親の問題で抱えるストレスを軽く考えてはいけないのです。
成長ホルモンに影響
度重なる両親の喧嘩は子供に「不安」の気持ちを抱かせ、睡眠不足や過食・拒食などの症状を引き起こさせます。
これはそのまま子供の成長ホルモンに大きな影響を与えることに。
身長が伸びない・肥満・情緒不安定・集中力の欠如・免疫力の低下…などの子供の成長を阻害する様々な悪影響を及ぼすのです。
恋愛願望・結婚願望が無くなる
幼い頃から両親が喧嘩するのをたくさん見て育った子供が将来自分も結婚したいと思うでしょうか?
両親を見て結婚に夢や希望を持てなくなり、結婚しないという選択を選ぶとしても何らおかしくはありません。
それどころか、恋愛願望すら無くなり、一人でいる方が幸せだと思ってしまう場合すらあるのです。
自分の子供が生涯独身だとしたら…果たしてそれが本当に幸せなのか、考えさせられますね。
いかがでしたか?喧嘩ならまだしも離婚なんてことになると子供に与える影響というのは計り知れません。
次に離婚しないための夫婦喧嘩解決法を見ていきましょう。
離婚したくないあなたがすべき夫婦喧嘩解決法
1.お互いに思っていることを言い合うことも必要
子供の前で喧嘩するということは良くないことだと言ってきましたが、それはあくまでも子供の前だから。
夫婦喧嘩自体、お互い思っていることを言い合う場だと捉えれば決して悪いことではありません。
好きの反対の感情が嫌いではなく無関心であるように、お互いがお互いに関心が無ければ喧嘩にすらならないのです。
むしろ喧嘩があるということは、コミュニケーションが取れているということ。
実は、夫婦関係を円満なものにするために一番ダメなことが「我慢」することなんです。
ですから、喧嘩になった際には腹をくくって妻の不満を全部聞いてあげてください。
もちろん、不満を聞いてあげたら、あなたの不満も話すべき。
お互いが「我慢」したり、「我慢」させている状態が良くないのです。
参考:離婚寸前で離婚回避に成功した男のブログ〜妻と離婚しないで済む方法を伝授します!
2.ルールを決める
夫婦喧嘩で互いの不満をぶつけ合っていると、どうしても感情的になってしまうのは仕方ないことです。
時には感情を抑えられず言い過ぎてしまったり、心にも無いことを口走ったりすることもあるでしょう。
しかし、そういった感情的な行動は些細なことで始まった夫婦喧嘩をあらぬ方向へ進めてしまう危険性があります。
ほんの些細な夫婦喧嘩から離婚へ至るということは、有り得ないことではないということを覚えておいてください。
そうならないためにも、夫婦喧嘩を早期に解決するためにも、あらかじめ喧嘩の際のルールを決めておくことをおすすめします。
- 喧嘩はその日のうちに終わらせる
- 必ずお互いに謝る
- 熱くなりすぎたらその場を離れる
- 相手の人格を否定するような発言はしない
- 互いの言い分をしっかり聞く
- 仲直りは二人で外食
- 子供のいる前では喧嘩はしない
いかがですか?こういった喧嘩の際の決まり事があった方が喧嘩をさらに大きくさせないですし、仲直りまでが早くなるのです。
ぜひ試してみてください。
参考:夫婦喧嘩で仲直りできず離婚の危機!謝っても妻が許してくれない場合の対処法
3.生活態度・生活リズムを見直そう
最後は喧嘩の芽を事前に摘んでおくという話。
多くの結婚している女性が夫に対して不満に思っていることがあります。
あなたは何かわかりますか?
それは、出会って付き合いがはじまり、結婚し出産を経て今に至るまで変わらない夫の生活リズム。
脱いだ服は脱ぎっぱなし、家事はほとんどやらない、自分の趣味に没頭する、昔からの友達との飲み会を定期的に行う、子育てに協力的ではない…
女性は出産し子育てが始まると、自分のやりたいことを我慢し、家事や育児に向き合わなければなりません。
そこに、まるで今でも独身かのような夫の生活態度・生活リズムが許せないのです。
あなたには心当たりがありますか?
もしあるなら、自分の生活態度・生活リズムを少し見直してみましょう。
妻のイライラするポイントを少しでも減らすことによって、喧嘩になる芽を先に摘んでおくのです。
参考:【例文あり】妻への手紙の書き方を解説|謝罪して絶対に離婚を回避!
まとめ
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
最後にまとめると、夫婦喧嘩が子供に与える影響は多岐に渡るので、子供の前では絶対に喧嘩をしないこと。
そして、夫婦喧嘩を前向きなもの捉え、ルールを決め、自分の悪いところは直し喧嘩の芽を先に摘んでおく。
ポイントは我慢しないことと、我慢させないことです。
あなたが幸せな家庭をこの先も築いていくことを心より願っています。
頑張って!
絶対に離婚したくないあなたへ
→女性カウンセラーが徹底的な女性視点で書いた「男性のための離婚回避マニュアル」
もしも離婚調停になってしまったら
当サイト厳選10記事はこちら。あなたが絶対に離婚したくないならぜひ読んでみてください!
〈応援よろしくお願いします‼︎〉