新婚早々、毎日喧嘩が絶えないとなると、当然離婚の二文字が頭によぎることでしょう。
「この結婚は間違いだったのか…?」

厚生労働省の「平成27年人口動態統計月報年計概況」にある同居期間別離婚件数の年次推移を見てみると、新婚生活5年未満で離婚する件数が多く、そのうち新婚生活2年目は離婚件数が最も高いという結果が出ています。
言い方を変えると、この最初の離婚の危機さえ乗り切れば、この後の結婚生活は何とかなるということ。
この最初のつまづきで、今後何年と続くはずであった結婚生活を終わらせてはいけません。
絶対に離婚を回避しましょう。
それでは早速、離婚危機の回避方法「新婚編」を見ていきます。
Contents
離婚危機の回避方法「新婚編」〜妻と絶対に離婚しないためにすべきこと

新婚で喧嘩が絶えないのは当然のこと、我慢しすぎが良くない
まず最初にあなたにお伝えしたいのは、新婚当初は喧嘩があって当たり前だということ。
お互いに別々の人生を歩んできて、今日から一緒に暮らしますとなって、最初から仲良く楽しく過ごせる夫婦なんているはずがありません。
価値観や習慣の違いから、互いがぶつかり合うことは何らおかしいことではないのです。
どちらかというと問題なのは、「我慢しすぎること」の方。
言いたいことがあるのに我慢してしまう、言えないというのは、後々大きな問題になります。

お互いに言いたいことを言い合える関係を築いていくことが結婚生活を長い目で見た時の夫婦円満の秘訣。
自分は我慢していないか?相手に我慢を強いていないだろうか?
ぜひチェックしてみてください。
参考:「絶対に離婚したくない場合の奥の手7選」〜嫁との離婚を回避するために!
違いを受け入れる
元々他人同士の二人が出会い、恋に落ちて結婚し、夫婦になり共に人生を歩んで行く。そう、夫婦というのは結局のところ他人同士の結びつきなのです。
言うなれば、夫婦とは最も密着した関係の他人であると言えるでしょう。
近いからこそ許せなかったり、元は他人だからこそ分かり合えないことがあるのは当然のこと。
そういったことを乗り越えるためには、育ってきた環境・習慣・性格の「違い」というものを受け入れなくてはいけません。
結婚というのは、究極のところ「異文化交流」のようなものなのです。
あなたがもし外国の方をホームステイさせるとしたらどうします?
きっとその人の国の文化や習慣の違いを認め、受け入れるはずです。
結婚生活もそれと同じこと。
あなたとあなたの妻というのは根本から「違う」のです。まずはその「違い」を認め、受け入れることから始めましょう。
そこから夫婦関係改善へとつながっていくのです。
参考:夫婦喧嘩で仲直りできず離婚の危機!謝っても妻が許してくれない場合の対処法
理解し理解される
あなたがもし「どうしてわかってくれないんだろう…」と、妻が自分のことを理解してくれないというストレスを抱えているのなら、それは相手にしても同じこと。
きっとあなたに対して同じように「あの人は何もわかってくれない…」と思っているのです。
他人は自分を写す鏡と言いますが、自分が理解されないのは、そもそも相手のことをきちんと理解できていないから。
ですから、あなたがすべきなのは自分のことをわかってもらおうとすることではなく、妻のことをちゃんとわかってあげることなのです。
ちゃんと話を聞き、自分の価値観だけで物事を判断するのではなく、妻の目線、妻の立場に立って、理解に努めましょう。

参考:夫婦喧嘩の度にすぐ離婚と言う妻の心理を徹底解剖~離婚したくないなら必見!
夫婦だってルールが必要
会社に就業規則があり学校に校則があるように、夫婦の間でもルールというものを決めておくことが必要です。
結婚する前の付き合っていた頃には、何となくの役割分担と何となくの決まり事によって、日々の生活を送っていくという関係で上手くいっていたかもしれません。
しかし、結婚し夫婦になるということはこの先何十年も一緒に暮らしていかなければならないということであり、二人の間にちゃんとしたルールがあったほうが関係が上手くいくに決まっています。
「言わなくてもわかるだろう」というような、日本人特有の暗黙の了解だけでは、夫婦関係は成りたたないもの。
お互いにルールを設け、それを守ることによって良い関係を長い間に渡って築いていけるのです。
新婚の今だからこそしっかりとルールを決めておきましょう。
なお、おすすめなのは「喧嘩した際のルール」を先に決めておくこと。
- 喧嘩を翌日までひきづらない
- 勝ち負けをつけない
- 謝るときはお互いに
- お互いに謝りの手紙を書く
…などのルールを決めておくと、仲直りもスムーズにいきます。ぜひ試してみてください。
参考:【例文あり】妻への手紙の書き方を解説|謝罪して絶対に離婚を回避!
結婚がゴールではない
男性に多い勘違いが、結婚というものを自動車の免許と同じようなものと捉えてしまっていること。
どういうことかというと、自動車の免許というのは一度取ってしまえば、あとは大きな事故や違反さえしなければ無くなることはありませんが、それと同じように結婚も一度結婚をしてしまえば、あとは浮気やDVなどの大きな違反さえしない限り結婚生活は永遠に続くと思っているということです。
当たり前のことなのですが、結婚がゴールではありません。

そういう意味では結婚というのは自転車のようなものと言えるでしょう。
自転車というのは常に漕ぎ続けなければ倒れてしまうものですが、結婚生活も同じで、自転車を漕ぐがごとく互いの努力が無いとすぐに終わってしまうものなのです。
あなたは日々努力していますでしょうか?
妻を思いやり、妻のことを心から理解しようとし、良い関係を築いていこうとする努力が無いと、結婚生活はいつかは終わってしまうものなのです。
参考:夫婦喧嘩後の長期間の妻の無視…もしかして離婚!?無視する妻の心理と解決法
まとめ

離婚危機の回避方法「新婚編」をまとめます。
- 新婚で喧嘩が絶えないのは当然のこと、我慢しすぎが良くない
- 違いを受け入れる
- 理解し理解される
- 夫婦だってルールが必要
- 結婚がゴールではない
あなたが妻と絶対に離婚したくないのであれば、まずはあなたから行動を始めましょう。
あなたが変われば、必ず妻も変わります。
それはすなわち、夫婦関係が良い方向へと変わっていくことを意味するのです。
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