些細なことからの夫婦喧嘩でも、売り言葉に買い言葉ではないですが、お互いヒートアップしてしまい、離婚なんて言葉まで飛び出して、仲直りまでに相当の時間と労力を要したという経験はどの夫婦にもあることです。
しかし、そのような大きな喧嘩が何度も何度も繰り返されるようだと少し問題。
なぜなら、喧嘩を何度も繰り返してしまうということは、その場では一時的に仲直りできていても、問題の根本が解決できていないということだからです。
ここではそんな離婚の危機を回避するためにも、夫婦喧嘩の解決法と仲直りのコツについて見ていきますので、あなたが絶対に離婚を望んでいないなら、ぜひ最後までご覧になってください。
Contents
離婚危機回避へ!「夫婦喧嘩の解決法と嫁の心をつかむ仲直りのコツ」
夫婦喧嘩の解決法①勝ち負けをつけない
「私の言っていることが正しい、あり得ないのは旦那」、「あいつは何もわかっていない、間違っているのは嫁」…
夫婦喧嘩を繰り返してしまうのは、常にこういった勝ち負けをつけるような喧嘩をしてしまうからです。
お互いに言い分があって、お互いに自分が正しいと思っている。
これを繰り返していては、根本的な解決は訪れないどころか、下手をしたら離婚ということが現実のものとなってしまいます。
そうならないためにも、喧嘩になった際には相手に勝とうとせず、まずは喧嘩にまでなってしまったことを謝りましょう。
ただ謝るだけではありません。それはそれはイコール常に自分が正しいという認識を捨てて、相手との違いを認め、相手の言い分を受け入れるということです。
あなたの本当の目的は夫婦が仲良く円満でいることのはず。
そうであるなら、まずは自らが歩み寄り、相手を受け入れる姿勢を見せなくていけないのです。
参考:「絶対に離婚したくない場合の奥の手7選」〜嫁との離婚を回避するために!
夫婦喧嘩の解決法②喧嘩を良いコミュニケーションに
夫婦喧嘩があるということは裏を返せば、夫婦仲はそれほど悪くはないということです。
好きという感情の反対は嫌いではなく無関心というように、お互いがお互いに関心が無ければ喧嘩にすらなりません。
ただ、日頃のコミニュケーション不足が喧嘩という形となってしまっているだけで、喧嘩もひとつのコミニュケーションなのです。
ですから、あなたがすべきなのは夫婦喧嘩を悪いものだと考えず、喧嘩を良いコミュニケーションに変えていくこと。
腹を割って話すではないですが、夫婦喧嘩を互いに本音をぶつけ合う良い機会にしてしまえばいいのです。
実は円満な夫婦関係を築く上で一番良くないのが「我慢」をすることで、時には我慢しないで言いたいことを言い合うことも必要。
そしてとにかく話を聞いてあげましょう。
夫婦喧嘩を日頃のコミニュケーション不全解消の場にするのです。
参考:夫婦喧嘩後の長期間の妻の無視…もしかして離婚!?無視する妻の心理と解決法
夫婦喧嘩の解決法③喧嘩の原因を可視化し改善
何事にも原因があって結果があるように、夫婦喧嘩にも原因があります。
その原因を明確にし、改善しないことには本当の解決は訪れません。
あなたは夫婦喧嘩の原因というのをはっきりわかっていますでしょうか?
頭ではわかっているというのであれば、もう一歩踏み込んで、原因を可視化し共有することをおすすめします。
つまり、夫婦喧嘩の原因を紙やスマホのメモに書いていき、それを嫁と共有するのです。
目標は紙に書いて毎日に眺めると叶いやすいと言われます。これは可視化する作業によりやるべきことが明確になり、形として残すことで忘れないようになるから。
同じ様に、夫婦喧嘩の原因についても紙に書き、可視化し形に残すことで、改善点が明確になります。
人間というのは忘れやすい生き物。そうであるからこそ、同じようなことで言い争いや喧嘩を繰り返してしまうのです。
夫婦喧嘩予防という意味でも原因の可視化と共有をぜひ試してみてください。
参考:夫婦喧嘩で仲直りできず離婚の危機!謝っても妻が許してくれない場合の対処法
夫婦喧嘩の解決法④ルールを決める
夫婦喧嘩になった際のルールを予め決めておくことは、夫婦喧嘩による深刻な関係悪化を防いでくれます。
喧嘩でお互いが感情的になってしまうのはある意味仕方のないこと。
その感情的になって周りが見えなくなってしまった時にルールがあるというのは、喧嘩をそれ以上大きくさせないためにも効果的です。
- お互いに罵り合うような喧嘩はしない
- 喧嘩はその日のうちに終わらせる。次の日もうその話題は無し。
- 感情的になり過ぎた時は一旦席を離れる
- 謝る時はお互いに
- 相手の行動は否定しても、人格は否定しない
- 絶対に暴力は振るわない
など、ルールのポイントはお互いがしこりを残すような、悪い喧嘩をしないようにすること。
どれだけ言い合いをしても、グッドエンドになるようなルール作りをしましょう。
参考:夫婦喧嘩の度にすぐ離婚と言う妻の心理を徹底解剖~離婚したくないなら必見!
嫁の心をつかむ仲直りのコツ①朝イチいつも通りのあいさつから
どんなに激しい喧嘩をした時でも、朝イチの「おはよう」のあいさつは欠かさないようにしましょう。
朝というのはその日一日の始まり、朝は誰もがその日一日を良い日にしたいと思っているものです。
それはたとえ昨日まで夫婦喧嘩を激しくやりあっていたとしてもそう。
普段通り「おはよう」と声をかけてみてください。
「おはよう」と言って「おはよう」と返さない人は中々いません。それは条件反射のようなもの。
条件反射だろうが、そこのラリーがあることで会話が生まれやすくなるのです。
「おはよう」「おはよう」、「…昨日はごめんね。」「ううん、こっちも言い過ぎちゃった、ごめんね。」…
朝の「おはよう」が普段通りの夫婦関係に戻してくれるのです。
参考:離婚回避へ心に響く言葉とは?妻に離婚を考え直させる魔法の言葉9選
嫁の心をつかむ仲直りのコツ②美味しいものを一緒に食べる
大喧嘩した時ほど夫婦で美味しいものを一緒に食べるようにしましょう。
美味しいものを食べるということ自体、いたってシンプルですが人はそれだけで幸せな気持ちになれるもの。
女性は特にその傾向が強いと言えるでしょう。
ですから、喧嘩してしまった次の日は一緒に外食に行ったり、嫁のお気に入りのスィーツを買ってきて一緒に食べる時間を作ってください。
花より団子ではないですが、どんな謝りや愛情の言葉よりも、近所で評判のチーズケーキが仲直りのきっかけになったりするものです。
嫁の心をつかむ仲直りのコツ③スキンシップを取る
スキンシップが上手な人は人との距離を縮めるのがすごく上手です。
あなたの周りを見回してもらいたいのですが、モテる人というのは男女問わず、スキンシップというものが自然に出来ているかと思います。
そう、スキンシップというのは人と人との距離を縮めてくれるもの。
そしてそれは夫婦間でも一緒です。
手をつなぐ、ハグをする、肩を抱く、マッサージをしてあげる、頭を撫でる、キスをする…
スキンシップが二人の心の距離を再び縮めてくれるきっかけになるのです。
参考:離婚寸前で離婚回避に成功した男のブログ〜妻と離婚しないで済む方法を伝授します!
嫁の心をつかむ仲直りのコツ④手紙を書く
自分の気持ちを言葉で誰かに伝えるということは、本来とても難しいことです。
たとえ100%自分の気持ちを伝えたと思っていても、受け取る側の捉え方により、自分の気持ちの半分も伝わっていなかったということはよくあること。
夫婦喧嘩で仲直りができないのも、そういったすれ違いにより、あなたの想いが全て伝わっていないのかもしれません。
そんな時は手紙を書いてみるのもひとつの手です。
手紙を書くことのメリットは二つ。
一つは、自分の想いを全て詰め込める点。もう一つは、手紙が形として残るという点です。
一つ目は説明不要かと思いますが、手紙を書くという作業は冷静に自分の気持ちに向き合い文章にするということなので、想いの全てをそこに詰め込めるということ。
二つ目に関しては、形として残るということは何度も読んでもらうことが可能だということで、その時の感情で一回読んだだけでは刺さらなかったことでも、二回目、三回目と読むことで、心に深く刺さるということが起こり得るということです。
ちなみに、具体的な手紙の書き方については以下の記事で詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。
参考:【例文あり】妻への手紙の書き方を解説|謝罪して絶対に離婚を回避!
まとめ
円満な夫婦関係を築くためには「我慢」することと、「我慢」を強いることは禁物です。
つまり、夫婦のどちらかが「我慢」している状態というのは良くないということ。
夫婦といえど、言わなくてはわからないことの方が多いもの。
夫婦喧嘩はある意味夫婦関係がさらに良くなるための壁とでもいったところでしょうか。
その壁を二人で乗り越え続けることによって、離婚とは無縁の円満な夫婦関係が作られるのです。
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